シンデレラボーイ 本木雅弘 BLコミック
フフフと笑う赤星は、すでに常軌を逸しているようだった。
「まだ足りねえ、ってこと?分かった。じゃあ、本気でいくわ」。
地王の腕の中で、蘭は唇を噛(か)み締めるようにそう言った。「あ……あなたは、俺を所有しているとでも……いうんですか?」。とうとう甲斐も白状しだす。「嫌だ」。とがめる言葉も、彼のキスで甘く溶けていく。さっきから一言も口をきかず、なにかに対して怒っているかのように眉根を寄せて黙り込んでいる。「ん?なに?なんかっ──ぅわっ!」。
大きな籠(かご)のなかで飼われていて、よく仕込まれた賢い鳥だから王子か世話係の男(ラリット)の手からしかエサを食べない。リアリーは、先程から神妙(しんみょう)な顔をしてじっと咲(さ)き誇(ほこ)る花を見つめているサーファに向かって、声をかけた。「だんだん、俺はおまえという男が分かってきた」。「あんた……ど、どういうつもりだっ?」。
大祐の体を押し戻そうとした手は、そのまま肩をぎゅっとつかんだ。「高木!」。
さっきから微動だにしない男を指さして、恐る恐る嘉瑞は尋ねた。視界の隅に収めた信介の顔が、苦しそうに歪んでいる。しかし鹿島の力は強い。「んっ…」。長いキスから開放されて、勇一郎が自分の反応を窺っていることを感じた七重は、なにがどうなっているのか分からないまま、うまく動いてくれない舌を動かした。唇の隙間から息を漏らすと、拓哉は自分でも気づかずにねだるように顎を持ち上げていた。
ボーイズラブ小説作品紹介
昔の栄華はどこへやら……の久慈家の池に突然降ってきたのは――なんと!静秀のひい祖父さん・一郎だった。一郎は若くして神隠しにあい、死んだものと見なされていた。それが……、今百年以上もの時間を超えて、若い姿のまま戻ってきたのだ。未来にいることを信じられず、過去を思い淋しがる一郎……。初めは彼をうさんくさいと思っていた静秀も、一郎を守ってやりたいと思うようになり……。
タイトル:ご先祖様万歳!?
著 者 名:高月まつり
レーベル:アイス文庫
発 行 元:オークラ出版
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本木雅弘の最新関連情報
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